普段PCを使用していると、何らかのトラブルが発生してしまうこともあります。PC修理を依頼した方がよいのは、どのようなトラブルが起こった時なのでしょうか。また、修理するよりも買い替えた方がよい場合もあるのでしょうか。今回は、PC修理を依頼した方がよいタイミングについてお伝えしていきます。
1.起動に問題がある時
PC修理を依頼した方がよいタイミングとしてまず挙げられるのは、PCの起動に問題が発生した時です。
例えば、突然英語のメッセージが画面に表示され、どうやってもPCを起動できなくなる場合があります。このようになってしまった時は、その原因を特定して対処する必要があります。しかし、専門的な知識のある業者に詳細を調べてもらわなければ、原因の特定は難しいでしょう。自分の力で直そうと試行錯誤してしまうと、トラブルをさらに悪化させてしまうことにもつながりかねません。無理はせずに、業者に修理を依頼した方がよいでしょう。
また、起動はするものの、不自然に遅くなってしまった時も修理を依頼した方がよいタイミングです。この場合も原因を特定して適切な対処をする必要があるのですが、一般の方にとってはなかなか難しいことです。PCを高速化するソフトが市販されているので、それをインストールしてトラブルを解消しようとする方もいるのですが、それをしてしまうことで逆に動作が不安定になってしまったり、最悪の場合データが失われてしまったりする場合もあります。こちらも無理に自力で直そうとはせずに、修理を依頼した方がよいケースです。
そして、画面が突然消えてしまいそれ以上動かなくなってしまうこともあります。この場合は、グラフィックボードかモニターが故障していることがほとんどです。これらはどちらも交換修理が可能なので、業者に修理を依頼するとよいでしょう。
2.ウイルスに感染した時
続いて挙げられるPC修理を依頼した方がよいタイミングは、ウイルスに感染した(あるいはそれが疑われる)時です。この場合も、無理に自分で対処しようとしない方が賢明です。
自分で市販のセキュリティソフトを用意して、それをインストールすることでウイルスを駆除しようとする方が中にはいらっしゃいます。しかし、セキュリティソフトの主な目的は「感染を防御すること」です。すでにPCがウイルスに感染してしまっている場合には、セキュリティソフトでは完全に駆除しきれないことがほとんどです。もしくは、ソフトのインストール自体がウイルスによって阻まれてしまうこともあります。
ウイルスを安全に駆除する作業はとても難しいものなので、それなりの経験や知識が必要になります。一般の方が自分だけで行おうとすることは避け、無理せず業者に修理を依頼しましょう。
また、意外とよくあるのが、PCにインストールしてあるセキュリティソフトのアップデートが、何らかの理由で上手くいかなくなってしまうというものです。そのせいで知らないうちにウイルスがPCに入り込んでしまい、トラブルを引き起こすこともあります。こちらも原因を特定して適切な対処をしなければならないのですが、一般の方には困難なので、修理を依頼した方がよいでしょう。
3.落としたり、水をこぼしたりした時
そして、PCを自らの手で誤って故障させてしまう場合もあります。その代表的な例が、落としてしまった場合や水をこぼしてしまった場合などでしょう。
PCを落としてしまった場合には、明らかな変形や破損があれば、もちろんその部分の修理が必要になります。外見上は何も問題がなくても、PCの内部で何らかの問題が起こっている可能性は否定できません。まずは電源を入れてみて、きちんと起動するか、動作はスムーズかなどを確認してみましょう。何らかの問題があれば、速やかに修理を依頼する必要があります。
水をこぼしてしまった場合には、その時点ではPCの動作に何も問題がなくても、後からトラブルが起こってくる可能性があります。この場合は、もし電源が入っていない状態であれば、電源を入れて動作を確認することは避けましょう。電源を入れていて使用中だった場合には、速やかにPCの使用を中止し、電源を切りましょう。そしてすぐに業者に連絡しましょう。
絶対に避けなければならないのは、水をこぼしてそのまま使い続けることです。そして、ドライヤーで乾かすといった対処法で解決しようとすることも、より大きなトラブルを招く可能性が高いので避けましょう。
4.こんな時は買い替えの検討を
PCは決して安い買い物ではありません。そのため、故障やトラブルがあっても修理して使い続けることができるなら、その方がよいと考える方は少なくないでしょう。しかし以下のような場合には、修理よりむしろ買い替えを検討した方がよいかもしれません。
買い替えを検討した方がよいケースとしてよくあるのが、すでにそのPCを長年使用しているという場合です。例えば、10年くらい使用しているPCであれば、経年劣化によって動作がかなり重くなってしまっていて、快適な操作ができないことも多くなってきます。このようなPCの場合、修理して使い続けるよりも、快適な操作ができる新しいPCに買い替えてしまった方が、費用的にはお得かもしれません。
一般的にPCの寿命は5~10年と言われており、購入してから5年以上経過したPCに問題があった場合には、買い替えも視野に入れておいた方がよいでしょう。
また、OSのサポート期間がすでに終了している場合も、買い替えを検討した方がよいでしょう。OSはアップデートを行うことによってソフトの脆弱性を修正し、PCを保護しています。しかし、OSのリリースから10年程度過ぎると、そのアップデートは行われなくなってしまいます。OSのサポート期間がすでに終了しているような古いPCだと、安心して使用できる状態とは言えません。そのようなPCに問題があった場合は特に、修理を依頼するよりも買い替えてしまった方がよいでしょう。
5.まとめ
ここまで、どのような時にPCの修理を依頼した方がよいか、そのタイミングについてお伝えしてきました。PCのトラブルを無理して自力で直そうとすると、上手くいかなかったり、かえって悪化させてしまったりすることもあります。困ったときは業者に連絡し、修理を依頼した方がよいでしょう。
今後PCを使用していく中で、今回紹介してきたようなトラブルに見舞われることがあるかもしれません。そんな時に、今回お伝えしてきた内容を参考にしていただけたら幸いです。
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